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糖尿病内科

当院の糖尿病内科の特徴

糖尿病専門医の医師と看護師・管理栄養士のチーム医療

糖尿病専門医の医師と看護師・管理栄養士のチーム医療当院では、日本糖尿病学会認定専門医の医師・看護師・管理栄養士などのスタッフと共に、皆さまの「元気で長生き」を目指しサポートしてきたいと考えております。
糖尿病は、患者さんと医師・スタッフが連携して治療することが重要です。「チーム医療」で症状改善に向けて全力で支援いたしますので、安心してお任せください。

HbA1c測定器にて約90秒で
検査可能

糖尿病はHbA1cの値が指標になります。当院では、高精度のHPLC法を採用しており、約90秒という速さで検査結果を知ることができます。
そのため糖尿病の診断や治療の必要性を迅速に判断できます。糖尿病のコントロールを良くするためには、定期的にHbA1cを検査し、現在行っている治療がご自身に合っているかを確認することが大切です。

このような症状は
ありませんか?

糖尿病は症状が現れないケースが多いため、健康診断などで気づく方も多くいらっしゃいます。そのため糖尿病の方で、下記のような症状が現れた場合は、糖尿病が進行している恐れがあります。

このような症状はありませんか?
  • のどの異常な渇き
  • 頻尿
  • 体重減少
  • 倦怠感

糖尿病とは

「インスリン」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。インスリンとは、膵臓のβ細胞で分泌され、体の中で唯一、血糖値を下げる作用のあるホルモンです。このインスリンの量が減少したり、インスリンの分泌が十分あるにも関わらず、肥満や脂肪肝などが原因でインスリンが効きにくい状態になったりすると、血糖値が上昇します。糖尿病は、それらの原因により、血糖値の高い状態が続く病気です。症状が進むにつれ、命に危険が及ぶ病気や様々な合併症を併発する恐れがあります。ですが、早期に食事療法、運動療法、薬物療法を始めることで、症状を改善したり、合併症の進行を抑えることができる可能性が高くなります。

糖尿病の原因は?

糖尿病の原因は?糖尿病は原因によって、「1型糖尿病」、「2型糖尿病」、「妊娠糖尿病」、「その他の原因による糖尿病」に大別されます。2型糖尿病の患者さんが大半を占めますが、糖尿病の原因は様々です。「その他の原因による糖尿病」には膵臓や肝臓の病気が原因で糖尿病を発症したり、薬剤性や、遺伝子変異が原因となる場合が分類されます。
下記で原因を解説します。

1型糖尿病

血糖値を低下させるホルモンである「インスリン」は膵臓のβ細胞で作られますが、そのβ細胞が何らかの原因で壊されることで、インスリンの生成が困難になり、血糖値が高い状態が続きます。
遺伝因子が原因となったり、自己免疫異常、あるいはウイルス感染が発症の引き金になる場合もあります。
病気を発症して、わずか数日間でインスリンが枯渇してしまう「劇症1型糖尿病」から、週~月単位で進行する「急性発症1型糖尿病」、年単位で進行する「緩徐進行1型糖尿病」に分類されます。検査としては、血液検査で自己抗体を測定したり、血液検査や尿検査で、「どれだけインスリン分泌が残っているか」を測定することで診断が可能です。
若い世代に発症する人も多く見られます。
1型糖尿病の治療はインスリン治療が基本となります。最近では1型糖尿病の患者さんでも使用できる飲み薬が登場しています。インスリン治療を柱とし、飲み薬を組み合わせることもあります。

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2型糖尿病

糖尿病の原因で最も多いのが2型糖尿病です。インスリンの量が減少したり、インスリンの分泌が十分あるにも関わらず、肥満や脂肪肝などが原因でインスリンが効きにくい状態が続いたりすると、血糖値が上昇し発症します。2型糖尿病には「家族歴」があることが多く、血の繋がっている方に糖尿病がいると発症しやすくなります。そのような遺伝因子に加えて、過食や運動不足などの生活習慣、その結果としての肥満が加わると、糖尿病を発症すると言われています。
若い世代から中高年まで幅広い人が発症します。
治療としては、食事療法、運動療法を柱とし、薬の治療を組み合わせます。糖尿病の治療薬は、日進月歩でどんどん新しいものが出てきています。飲み薬による治療から、インスリンやGLP-1受容体作動薬の注射薬まで様々なものがありますが、当院ではそれらの治療薬を熟知した糖尿病専門医が、個々の患者さんに応じた治療を提案いたします。

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妊娠糖尿病

妊娠糖尿病とは、妊娠をきっかけにして発症した糖代謝異常(糖尿病の一歩手前の状態)を指します。妊婦さんの糖尿病としては妊娠糖尿病の他に、もともと糖尿病の患者さんが妊娠した場合の「糖尿病合併妊娠」や、糖尿病を発症した「妊娠中の明らかな糖尿病」という分類があります。
妊娠中は軽度の高血糖でも母児に大きな影響を及ぼすため、2型糖尿病などの目標値よりも、厳格な血糖値の目標が定められています。
出産後は血糖値が正常に戻ることも多いですが、妊娠中に血糖値が上がった方では、将来的に糖尿病を発症するリスクが上がると言われています。以前に妊娠糖尿病を指摘された方で、その後検査を受けていない場合は、改めて糖尿病の検査を受けることをお勧めします。

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糖尿病の合併症

糖尿病の合併症高血糖の状態が長く続くと、だんだんと血管(動脈)が傷ついていきます。
細い血管が傷つけられる「細小血管障害」、太い血管が傷つけられる「大血管障害」に分けられます。
細小血管障害には「糖尿病網膜症」、「糖尿病性神経障害」、「糖尿病性腎症」の3つの合併症があり、まとめて「糖尿病の三大合併症」と呼ばれています。
大血管障害には脳梗塞などの「脳血管障害」、狭心症や心筋梗塞などの「冠動脈疾患」、足の動脈が細くなる「末梢血管障害」があります。
いずれの場合も、進行させないためには血糖値をコントロールする必要があります。大血管障害に関しては、糖尿病の治療に加えて、高血圧症や脂質異常症などの治療も非常に重要です。

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糖尿病内科で実施可能な検査

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 超音波検査
  • 動脈硬化検査
  • 心電図検査